合掌行気

整体を学び始めると最初に手のひらに気を集めて敏感にする訓練として教わります。

何より他人の体に触れる際に、気の集まっていない冷たい手で触れるのは失礼なので、道場の講座前には結構みなさん各々やっていたように思います。

正座をして、ただ手を合わせて指先から息を吸ってまた指先から吐く(つもりで)をひたすら行います。毎日毎日、365日、二年三年…四年五年、十年…と。

そのうち手を合わせた瞬間から、手のひらが暖かく、時に熱くなり、やがて実際に暖かい息(空気)が出るようになります。

併せて手の皮膚は柔らかで弾力を持つようになります。こうなると少し重いものを持ったり、(下手な)ゴルフなんかやると…すぐに皮が破れました💦

手が暖かくならなかったり、暖かい息が出ないなうちはまだ足りないということですね。どのくらい敏感になったかは…あまり自覚はありませんが(汗)