晩秋になると空気も乾燥してきますが、口の周りがカサカサしたり乾いてきたら体の中も乾きが始まっています。 乾きの始まりは皮膚がかゆい、痰がからむ、鼻水やむせる咳が出るなどの反応が現れます。 もう少し進行してくると、頻尿や濃い尿、残尿感、むくみ、吐き気、関節痛、神経痛、胃痛などの症状が出ることもあります。 この段階で十分に水分を摂ったり、風邪をひいてリセットできればいいのですが、体が鈍いとねじれを作って泌尿器系や循環器系の病症につながっていきます。
水分の摂り方ですが、乾いた体では水を飲んでもすぐにトイレ・・・となってなかなか体に浸み込まないものです。 大寒のころまでは、塩気のある温かい汁物で効果的に水分を取り込めます。ラーメンやうどんのつゆを飲み干したくなるのも体の要求があるからこそ。 また、普段から白湯や水などで水分を補給したいものですが、コーヒーやお茶 などでは飲んだ分以上に体の中にある水分を消費してしまうので、残念ながら水分補給にはなりません。 因みに、体に潤いがあれば白湯を口に含んでいると甘く感じてきます。