体が春を迎える準備を始める「春入り」ですが、だいたい年明けしてしばらく、冷え込んで「冬真っ盛り」の時期に始まる人が多いです。
患者さんには例年腰椎4番が弛み出すのを見て、春入りを教えている訳ですが、ご本人としては、頭が痛いとか肩が異常に凝るとか、歯が痛くて歯医者に行ったとか、腰が痛くて動けない、力が入らなくて気力がなくなったとか、下痢が止まらない…などなど色々と人それぞれです。風邪をひくのも花粉症なんかも言ってみれば同じ春の体の反応ですね。でも特別体調の変化を感じることなくこの時期を過ごしている人も多いですね。
かく言う私もあまり感じることがないのです(笑)
が、今年は1月2日夜に突然腰が痛くなりました。
腰椎5番から腸骨にかけて割れるように痛くなったので、最初は気が緩んで風邪になったかな?と思っていたのですが、しばらくして頭痛に肩凝りが始まって、これは?と思って腰椎4番を自分で触ると…グニュっと緩くなってました。
翌3日になって、割れるような痛みは腰椎1番に移行したかと思ったら、しばらくしたら胸椎10〜8番に移動、夕方から夜にかけて胸椎5番6番さらに頚椎7番の辺りにと、もうじっとしてられなくずっと唸ってました(笑)腰痛に背中痛と首痛、肩凝り、頭痛に、吐き気と寒気、一気に色々な症状に見舞われました。翌5日からの仕事に間に合うか〜なんて考えながら寝転んだり家の中をウロウロしながら4日夜になって突然終了!間に合いました。ふ〜やれやれでした。
腰椎4番が緩みだす春入りは、腰の骨ひとつの変化で始まるものですが、その影響は体の土台、軸となる部分の変動を伴うものですので、体に弾力がない人だと結構激しい反応を引き起こすものですね〜(汗)
この間はお湯だけを飲んで過ごしました。