めまい、pppd

 

ある日突然襲う回転性めまい。文字通りグルグル目が周り、介助がなければ全く動けない。

初めての経験なら気も動転するでしょうし、焦りや不安や恐怖に襲われることでしょう。

回転するめまいはだいたい12週間で治るようですが問題はそのあと。

原因となる内耳の異常などが治っているにもかかわらず、ふらつき、浮遊感、傾きこれが付き纏います。こうなるとめまいの薬は気休めにもなりません。或いは高血圧によるめまいと診断されると尚更大変。降圧剤で血圧が下がったとしても、めまいやふらつきは全く変わらず起きるので、血圧が原因か疑わしいものです。

主な症状としては、自然と体が左に傾く、歩くと左に流れる、視線を合わせようとすると、クラクラとめまいを起こす、ピントが合わせられない、右半身の温感が異常になる等。これが四六時中なので、常に電車で何も捕まらずに自立しているような、海を行くボートに立っているようなまた、耳が聞こえずらくなったり、耳鳴りを起こすこともあります。

実はめまい後のこういった症状を最近ではpppd と言うらしい。数ヶ月から数年続くから大変。精神的な病いに行ってしまうことも多いようです。

整体で体を見ると、基本的に心臓の負担が常にあるので心臓疲労です。どのくらいの期間長引くかは疲労の度合いと体力次第です。多くは二ヶ月から半年位で経過しています。

私自身の経験では、三ヶ月位して熱が出て若干快方に向かい出し、更に一ヶ月後にまた熱を出してほぼ無くなりました。効き目がない薬を気休めに飲むよりも、背骨や腰を整えていくことで経過は確実に早まります。長引くふらつき、浮遊感でお悩みでしたらご相談ください。